古代文明

2000年前の死海文書が今注目されている理由

世界の預言書の一つであり、20世紀最大の考古学的発見とまで言われているのが「死海文書」で

今から約2000年も前に書かれたものです

 

これまでは11世紀初めのレニングラード写本が

最も古い旧約聖書の写本だと言われていました

それが死海文書の発見によって、1000年以上遡ることでも話題になりました

 

今回は、新世紀エヴァンゲリオンでも登場し話題になった

死海文書の基本について紹介します

 

死海文書の基本的な情報

死海文書は、イスラエルのヨルダン川西岸地区

死海のほとりにある洞窟で発見されました

 

洞窟の近くにはクムラン遺跡があり、

古代ユダヤ教の一派の人々が

厳格な規律のもとに共同生活を送っていたと考えられています

 

死海文書は、クラムン教団によって写本されたものになります

 

1946年(1947年)にベドウィンの羊飼いの少年が、

迷子になった羊を探していたとき偶然見つけたものとして伝えられています

それは壺などに入った状態の巻物として発見されました

 

その後20世紀に入ってから

考古学的発見として古物商やシリア正教会の大司教の手に渡ります

 

この巻物はヘブライ語やアラム語によって描かれており、972点余りにもなります

そのうち200点は旧約聖書の写本になりますが、その他は聖書の語り写しもあれば

儀礼文章・魔術文書・知恵文書など、さまざまなものがあります

 

なぜ凄い発見なのか?

死海文書の発見がどうしてここまで注目され、世界的な発見になっているのでしょうか

もともと見つかっていた聖書写本よりも、遥かに古い文書が見つかったこと

ギリシア語と重なる部分が多く、聖書の根幹がこれだけ昔から存在していたことになります

 

かつてのクラムン教団の信仰の柱になり

運営していくための一連の書物であったと考えられています

死海文書には終末論として世界の終わりについての記述も存在しています

 

死海文書は、ユダヤ教およびキリスト教の初期の歴史に隠れた部分を明るみにするためにも

とても貴重な発見として知られています

 

クラムン教団の思考的特徴には、自分たちのことを「光の子ら」と呼び、

敵対するものを「闇の子ら」と区別して滅亡するものと考えています

 

死海文書はすべてがヤギの皮によって書かれていると考えられていたものの

研究によって一部の文書は、砂漠では生産されていない

牛や羊などの皮に書かれていることが明らかになっています

 

発見されてから6割は長年公開されていなかったこともあり、

陰謀論ではないかといった声もありました

 

しかし、死海文書に含まれる預言書に記されていたのは、

ユダヤ人が約束の地に帰還するというもの

約2000年前にローマに敗れて以来、その預言どおりに、1948年にイスラエルを建国しています

 

まさに予言どおりとなったというわけですね

 

このようなことから、20世紀最大の考古学的発見とまで言われるようになりました

 

まとめ

・死海文書は、1946年に死海の近くで発見された古文書
・2000年前にクムラン教団によって書かれたもの
・旧約聖書の写本として世界最古のもの
・預言書としても注目されている

死海文書は、古代に書かれたものであるにもかかわらず、

私達の常識を覆すような新しい発見がたくさんあります

そして未だ全容が明らかとなっていない点も魅力の一つです

 

預言に関しても、これから光と闇の最終戦争が始まると言われており、

その際にこの日本からメシアが出現するという解釈もあります

光と闇の戦いについて、まさに世界が今がそのような状況となっているため、再注目されているのです

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